【MoneQ】マネー相談②

相続・介護と心構えと現実的な対応

質問(40代/男性)

私はほぼ40なのですが、実家の両親がともに70を越えました。両親とも今はまだ健康ですが、徐々に弱ってきているのを感じる今日このごろです。周りの親類や知人を見ていると徐々に介護の問題が発生したり、相続の問題に頭を悩ませている方が結構います。
私も徐々に知識を入れ始めたのですが、色んな人が色々なことを言います。特に遺産相続に関しては揉めているケースもあり親類、知人といえどあまり簡単に話をしないようになりました。結局の所誰に相談したら良いのか相場としたら幾らくらい掛かるのか、それは妥当なのか、自分でできることは何なのかということがイマイチわかりにくいのでタイムスパンと費用をより具体的にファイナンシャルプランナーの方にはお伺いしたいと思います。

回答

ご質問ありがとうございます。

相続と介護についてのご質問ですね。

【相続について】
法定相続人などの詳しい情報がわかりませんので一般的な回答をさせていただきます。
相続について基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の人数」です。
つまりその金額までは相続税がかかりません。

そして遺産相続でもめないためには、遺言があると一番いいと思いますが、相続に関する具体的な相談および金額は、弁護士さんまでお願いします。

遺産額が基礎控除を超える場合は、相続税を引き下げる対策をしておくといいでしょう。
ここでは、相続にかかる費用を節税する方法だけ簡単にお伝えします。

◆相続にかかる費用を節税する方法
1.暦年贈与を活用する
 年間110万円以内なら非課税で贈与できますが、連年贈与とみなされないよう注意が必要です
2.生命保険を活用する
 生命保険の非課税枠は、「500万円×法定相続人の数」
3.養子を活用して基礎控除額を増やす
4.教育資金一括贈与の特例を活用する
5.結婚・子育て資金贈与の特例を活用する
6.配偶者特別控除を利用する
7.住宅取得等資金にかかる贈与税の非課税措置を活用する
8.相続時精算課税制度を活用する

【介護について】
介護について、介護期間の平均は約4年7ヶ月、1人当たりの介護費用の平均は約500万円と言われています。
介護期間は全くない場合もあれば、もっと長く続く場合もあります。ご両親あわせて平均とされる1,000万円位あると安心ですね。

また、基本的に親の介護は親のお金でまかなう・・という考え方もあります。
が、いざ親のお金を介護費用にあてさせてもらうときがきたら、親のお金のことを知らないとはじまりません。
貯蓄や年金の所得額、それ以外の収入や生命保険のことなど聞いておくと安心です。
そしてできれば通帳や印鑑、大切な書類の場所も教えてもらっておくと、実際にお金が必要になったときに対応できます。

とはいえ、とてもデリケートな内容の話です。。そうした話をちゃんとできるよう普段からコミュニケーションをとって、しっかりと親子の信頼関係を築いておくことをおススメします。

人生100年時代と言われていますが、70歳だとまだまだ30年近くあります。ご両親とも健康で長生きされるといいですね。

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