今年も柿の新緑が楽しめる時期になりました♪
窓越しに黄緑色の柿の葉が風にゆれています。

柿の葉の効能をご存じですか?こんなにたくさんありますよ。
- ビタミンCが緑茶の20倍、レモンの約10~20倍
- 熱に強いためお茶にしてもビタミンCが壊れない
- メラニンの生成を抑え、美肌効果がある。シミ・ニキビ・美白効果も
- タンニンが豊富で身体の中で過剰に発生した活性酸素を取り除く抗酸化作用がある
- 血圧安定や高血圧予防になる
- 便秘解消効果で腸もすっきり
- 風邪予防や貧血改善にも最適
- 悪酔い、二日酔いに効く
- 殺菌作用がある

奈良で有名な柿の葉寿司も、保冷剤がなく、冷蔵庫もなく、食品の保存があまりきかない時代から、殺菌作用がある、柿の葉でくるむことによってご飯の乾燥が防げる、香りがよくなるなどから柿の葉が使われていたようです。
見た目が良いうえ、食べやすいから私も大好物(^^)

柿の葉寿司も柿の実も干し柿も大好きでよく食べてましたが、葉っぱだけは結婚するまで食べたことがありませんでした。
というより食べられるものだと思ってませんでした。。
結婚後、専業主婦の鏡のような義母が、新緑の時期には栄養がたっぷりだからと、庭の柿の葉を摘んで天ぷらにしたり、お味噌汁の具にしたり、刻んでサラダに入れたり、乾燥させてお茶にしたりとフル活用してました。

お味噌汁もサラダも食感がいまいちで(正直なところ)それほどおいしいとは思いませんが、揚げたての天ぷらだけは別格!
今でもこの時期は毎年作っています。今晩の夕食にもするつもり^^
レシピはとても簡単なのでぜひお試しください。

作り方
- 柿の葉はよく洗い、水分を拭き取ります。
- 衣をつけ、180度の油で揚げます。あっという間に揚がりますので、目を離さないでくださいね!
コツ・ポイント
塩で召し上がってください。抹茶塩、レモン塩などいろいろ試してみるのもおススメです!
サクサクした食感とこの時期だけの季節感が楽しめます。
おまけ
柿の葉茶の作り方は、よく水分を拭き取った葉っぱを1cmくらいに刻んで、天日で良く干してカラカラに乾燥させるだけです。
日持ちするのでたくさん作っておくと、新緑の時期が過ぎても長くお茶を楽しめますよ。

おまけのおまけ
柿の葉も柿の実も紅葉の景色もたっぷり楽しんだあと・・・落葉のころは柿の葉が大量に落ちて、来る日も来る日も掃除に追われるようになります。
いいことばかりじゃないですね(T_T)

